代表挨拶

昨今、事業環境の変化はますます加速しているように感じます。

デジタルテクノロジーの発展、消費者ニーズの細分化、大規模パンデミックを経験したことによる生活習慣の変容…。

これらを受け、各企業は事業環境に既にフィットしなくなった生産ラインや拠点、機材等を見定め、転換の意思決定を下し、いざ新たなチャレンジに漕ぎ出さん！

そんな機会が着実に増加しています。

一方で、すべての企業が社会の責任ある一員として倫理的な振る舞いをするべき、というプレッシャーも、日に日に高まってきています。SDGs・ESGといった言葉が社会に広く受け入れられ、自然環境への負荷低減は最早単なるお題目ではなく、誰しも真剣に取り組まなければならない課題として認識され始めています。

新たなチャレンジに向かうにしても、過去のチャレンジを粗雑に手仕舞いするのはよろしくない、周囲への迷惑が最小限になるようにしっかりとお片付けをしてください、というのが、今日の社会の声と言えるでしょう。

私たちは、お客様の新たなチャレンジの裏側にある、過去のチャレンジの清算を、「手早く手間なく」「なるべく低コストで」「社会の声にも十分配慮しつつ」実現するための、一気通貫のサービスを提供しております。

2008年の創業以来、工場やプラントの生産ラインの撤去、全国の店舗に散らばった設備什器の回収、ホテルや病院といった大型拠点が撤退する際の残置物撤去、入替に伴い不要になった大ロットのICT機器の回収、太陽光発電所の撤去、などなど、幅広い業種・業態のお客様から撤退・撤去・回収の業務をお受けしてきました。その中で、撤退・撤去・回収にまつわるどんなご相談にもお応えできる、さらにはご担当者様のお手間を最小限に抑えるプランを立案する力、そのプランを最後まで着実にやり切る実行力を磨いて参りました。

そして、個々の案件の中では、都度発生する「一見するとゴミにしかならなさそうなモノ」に対し、少しでも高い値を付けてくれる買い手を粘り強く探索し続けた結果、今では1,000社に迫る規模の買取事業者ネットワークを構築するに至りました。当初は、ただただ低コスト実現を追及するための取り組みでしたが、結果として実際的な環境負荷の低減に貢献し得る企業になった、と自負しております。

改めてになりますが、私たちはお客様が後顧の憂いなく新しいチャレンジに集中するための良きパートナーでありたいと考えております。お客様の中で、何かしらの撤退・撤去・回収のニーズが生じましたら、ぜひ一度、お気軽にお声がけいただけますと幸いです。

必ずや、良い仕事をさせていただきます。

株式会社ケイコーポレーション　代表取締役
森田　渉